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顔の塗り方の説明を… まず、最初に… 今回は、結構長くなりますのでご注意を…ww では、まず塗る前に光源を設定します。 どこから光が当たっているかを決めないと、色は塗れませんので…w また、光源がめちゃくちゃになってしまうと、不思議な空間が出来てしまうので ある程度光源は絞っておいた方が無難です。 今回はわかりやすいように、左上光源で進めて行きます。 多分、一番よくあるパターンだとおもいますので… 矢印の方向から光が当たっていると考えてください。 では、さっそく塗りに入っていきます。 まず最初に顔を塗るわけですが、 基本、立体を意識して塗るようにしてください。 本家の講座でも話していますが、 人間の体は基本円柱と球、円錐の塊なので、 中学校等の美術の授業で習った陰影の付け方で大体は応用できます。 なので、その辺を念頭において、塗っていってもらえればと考えます。 さて、それでは順を追って説明していきます。 まず、影の色を大体決めてしまいましょう。 まず、肌の色を選択後、影の色をカラーピッカーで作成します。 一応、こんな感じで数パターン作っておくと良いかもしれませんw 注意点として… 下地の色をそのまま乗算で塗るのだけはお勧めしません。 実際、ボクも昔そうだったんですが、 肌の場合、その方法でやってしまうと、絶対肌の色が黄色くなりますw まぁ、ホント初心者の方によくある傾向なんですが、 あまり黄色い肌は見栄えがよろしくないので、やめた方が無難だと思います。 また、ツール任せの調色をすると、色を見る目がつかないと考えます。 ですので、最初は難しいかもしれませんが、自分で色を作って塗ることを覚えてください。 そうすることで、色を見た時に、この色はどんな色で構成されてるかが ある程度分解してわかるようになります。 そうすることで、見栄えのいい配色とかがわかるようになるはずですww (まぁ、僕自身もそんな偉そうな事は言えませんが…ww) では、今回は見栄えのする色の方で塗っていきます。 まず、顔の頬部分を塗っていきます。 そうすることで、大体の形がわかり、後の影も付けやすいと思いますので… まずは、こんな感じでざっくりと塗ってしまいます。 実際、顔を球体とみたてると、左上光源の場合は、右下にこんな影がつくはずですので…w 基本、ボクの塗り方は大まかに塗ってから削ったり加えたりを繰り返す塗り方ですので… とりあえず、このままだと角ばった感じになってしまいますので、 丸みを帯びさせる為に縁にグラデーションをかけたいと思います。 一応、こんな感じに縁をぼかします。 ぼかす時ですが、ぼかしツールを使っても、正直あんまりキレイにボケてくれませんw 細かい箇所とかの場合はぼかしツールで問題ないんですが、 こういう大きい部分の場合は、「消しゴム」でぼかします。 ただ、こうする場合、不透明度を弄ってやってもいいんですが、 正直、面倒なので、不透明度100%で済ませてしまいます。 その方が時間の短縮にもなりますので。 まず、上の絵を見てもらえるとわかると思いますが、 かなり大きなブラシサイズのポインタがあると思います。 実際、ボケ足のある大き目のブラシを使ってぼかします (この場合、200pixぐらいのサイズを使用しています) この大きいボケたブラシの『縁』でグラデーションを作ります。 ざっくりと消しただけでこんな感じになります。 次に、顎に行くにつれてボケ足がなくなるように塗っていきます。 そうすることで、顔の立体感が出ると思います。 やり方的には、細かくブラシサイズを変更して塗る感じですかね… 調整すると、こんな感じになります。 まぁ、慣れればすぐにできるようになりますよw では、他の部分もちょっと塗ってみます 最初はホントこんな感じでざっくり塗る感じでいいと思います。 レイヤーを分けて塗ることで、何回でもやり直しがききますので。 このおでこの部分は、前髪が上にかぶさっている事を表現するのに こうやってざっくりと塗ってしまいます。 次は鼻を塗ります。 だいたいの形をこんな感じで作ってしまします。 あと、このときに新しいレイヤー上に塗っています。 後でレイヤーをくっつければ、何の問題もありませんので、 マシンパワーが許す限り、レイヤーは作りましょうww 印をつけた箇所をぼかしていきます。 物の影は遠くに行くにつれて薄く消えていきますので、 その辺りを考慮してぼかします 鼻の部分をぼかすとこんな感じになります。 まぁ、人それぞれ形はあると思いますので、色々試してみてくださいw では、次に髪の毛の「落ち影」を作りたいと思います。 影には2種類あって、立体に出来る影と、 光が遮られて出来る影があります。 落ち影はその遮られて出来る影になります。 こういう影の場合、エッジの立った影が出来ます。 (距離によって変化しますが…) 慣れればブラシで一発描き出来るようになると思いますが、 今回はパスで作りたいと思います。 こんな感じでパスを引きます。 ポイントとして、髪の毛にそってそのまま引くのではなく、 毛先に行くにつれて髪の毛と離れるようにすると、距離感とかが表現できます。 とりあえず、塗りつぶすとこんな感じになります。 ここで、先ほども説明したように、距離が離れると影は薄くなりますので、 この絵の丸印のように、先端を薄くして、すこしぼかしてみます。 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、先端が薄くなってるのがわかると思います。 これで距離感とかが表現できたと思います。 で、この作業を踏まえて、他の落ち影も塗っていきます。 一応、こんな感じですね。 ついでに、耳はほとんど陰になってしまうと思ったので、塗りつぶしました。 では、残りの細かい部分を塗っていきます。 わかりやすいように色を変えて塗りましたが…ちょっと気持ち悪くなってしまった…ww まぁ、この辺りは好みもありますので…ww とりあえず、同じ色で塗りつぶした状態ですね。 一応、これで顔に関しては大体の塗りが終わりました。 あと、ここからは好みというか、ちょっとしたテクニックを…ww まず、肌の影をつけたレイヤーを複製し、 こんな感じで色をつけます。 まぁ、オレンジっぽい黄色で塗りつぶしてみます。 この状態だと気持ち悪いですが…w そして、このレイヤーの上に先ほどの影レイヤーを重ねます。 そうすることで、グラデーションがかかっている部分に下のレイヤーの色がはみ出て、 質感を向上させることが出来ます。 まぁ、多くのゲーム会社とかでやっている方法だったりしますww 白い服(シルクとか)を描くときにはホント効果を発揮する方法だったりするので、 覚えておいて損はないと思いますよw というわけで、これで顔の塗りは終了ですw ちなみに、ボクは顔の塗りに関しては、いつも大体5分くらいで終わりますw ある程度パターンみたいなものがあるので、すぐに出来るようになると思いますよ。 体とか他の部分に関してはまた別の機会に…